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​ ない物語(Ⅰ章)

この物語の舞台はウルシラ地方です。その中でも、
エユトルゴ騎兵国と 妖精郷アヴァルフとの街道の途中に作られた
架空の宿場町「サンバス」を中心に物語は展開します。











〇宿場町サンバス
木で作られた大小さまざまな宿に加え露店や飲食店、神殿が街道沿いに立ち並び、多くの人々が行き交っている
時折、中央の街道を荷馬車や騎兵が土煙をあげて駆けていく。少し裏道に入れば占いや小道具店などが所狭しと並んでおり、 遺跡ギルドらしきものもあった。 周囲は森に囲まれ、薄茶色の地面と森の深緑、それがサンバスの印象になるだろう。 そんなサンバスでも周囲の建物より高く、大きいギルド支部はこの町でもひときわ目立つ建物であり、わかりやすい。
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○サンバスギルド支部
3階建てのギルド支部。 1.2 階は吹き抜けになっており、入り口すぐの階段を少し下って 1 階が、フロア両サイドにある大きな階段を昇れば 2 階に行ける。また、 1 階には 近隣 から届いた依頼が張り付けられた掲示板と情報交換の場として酒場が用意されている。今も、おいしそうな料理に囲まれて昼間から少なくない冒険者が顔を赤らめていた。
2 階には冒険者ギルドの受付はもちろん、魔術師ギルドやライダーギルド、さらには小さいがウルシラ地方では珍しくマギテック協会までもが揃っていた。 2 階の一部と 3 階の大部分では簡易的な寝泊まりもできるようだが、3階には要人の応接間や職員の控室があり、そこは基本的に関係者以外立ち入り禁止となっている 。
ギルド長の方針で、依頼書の多くには羊皮紙が用いられている。「いいよね、羊皮紙って!なんか冒険者っぽい」
ということらしい。 また、 1 階のカウンターの奥にある階段を下れば、サンバスギルド支部秘蔵のテレポーターがある。行き先はハーヴェス王国内の冒険者ギルド“ココノエ”その先代ギルド長とここのギルド長が同じパーティを 組んでいた時に見つけ利用している。テレポーターについては一部の人間しか知らない。

 

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